わが身を燃やす「丸太ストーブ」

20091201-239829-1-N読売新聞によると、徳島県美波町の日和佐森林組合は、間伐材を活用して、ストーブ自体の一部を燃やす「丸太ストーブ」を作り、1本1000円で販売している。

 外側は丸太のままとあって屋外のどこにでも置け、火の粉が飛ばず安全に6~8時間使えるという。

 地元の山で間引いた樹齢約35年、直径20~30センチの杉の丸太が材料。チェーンソーで高さ約50センチに切り、上部に切り込みを入れて煙が出るようにし、中に空洞を設け、下部には空気が流れ込みやすいよう横穴を空けた。点火すると、空洞の内側から少しずつ燃える。

 屋外で魚を焼いたり、湯を沸かしたりするのに最適といい、片山喜三郎組合長(64)は「ユニークな仕組みのストーブ。上手に使って楽しんで」と勧めている。問い合わせは同組合(0884・77・0877)。

(2009年12月1日16時25分 読売新聞)