毎日JPによると、文化審議会は12月11日に重要文化的景観に選定されている日田市源栄町の「小鹿田焼の里」(皿山・池ノ鶴地区、14・1ヘクタール)に、さらに周辺部の山林景観区域224・7ヘクタールを追加選定するよう文部科学相に、窯業や農業に欠くことの出来ない地域資源を生み出し、水源涵養(かんよう)の面でも大きな役割を担っているのが理由。乱開発を防ぐという理由もあり答申したそうです。
小鹿田焼の里は昨年3月に選定された。地域資源を生かす「民陶の里」皿山の窯元群の文化的景観と、石積みの棚田や独特の水利システムが残る池ノ鶴の農村景観から成る。
今回の周辺山林追加は、大浦川や五色谷川によって形成された狭い谷間にあるこれらの景観が「山林部分の『水・木・土』の役割が大きく、今後も守り続ける必要がある」と判断したため。
これで区域は計238・8ヘクタールとなる。周辺山林(民有林)はスギ、ヒノキ、マツなどが主体。選定による経済林活動への大きな支障はないという。
山と森と周辺の農産業を守る為に涵養は大切ですね。
どのようにそれらを守るかは各地域の判断となる訳ですが、重要文化財的景観に認定してもらう方法もあるんですね。
タグ: 可能性, 国内 :: IN JAPAN