湖東の木材で手作りはがき 郵便局で発売中

2011年9月29日
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 湖東地域の森林組合や工務店などでつくる湖東地域材循環システム協議会「kikito(キキト)」は、同地域産の木材を使ったはがきを、県内外の郵便局で、発売している。
 木の風合いや香りの魅力を手に取って感じてもらい、国産材の普及につなげる狙い。収益は、森林整備を進める同協議会の活動資金などに充てられる。
 はがきはスギとヒノキ、モミの計3種類あり、重さはそれぞれ90グラムほど。東近江市永源寺町で木工所を経営する川嶋康夫さんが、一枚一枚手作りした。
 郵便番号を書くマス目のスタンプ押しや袋詰めなどは、同市内にある県の障がい者就労支援施設「働き・暮らし応援センター」の障がい者らが担当した。
 1枚1セットとし、価格は340円。80円切手が入った420円のセットもある。各樹種で200セットずつ、計600セットを湖東や湖南地区、京都市、大阪市の計15郵便局で販売する。売り切れ後も、生産できたはがきを順次販売していく。 (中尾吟)

中日WEB


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