2011年09月28日(水)
松野町松丸の松野西小学校で28日、森林教室の出前授業があった。小学4年生21人が土の中にいる生き物を観察し、森林土壌の働きを楽しく学んだ。
体験を通して森林の大切さを知ってもらおうと、高知県四万十市の林野庁四万十川森林環境保全ふれあいセンターが総合的な学習で指導した。
職員は微生物や昆虫が枯れ葉などを分解することを説明。児童は落ち葉近くの土を顕微鏡で確認し、普段見られないミミズやヤスデの幼虫に歓声を上げた。
森林のある山と、はげ山の二つの模型に雨を降らす実験では、土砂崩れが起きる様子やそれを防ぐ森林の働きを知り、「家がつぶされた」「森林のある方は全然倒れん」と驚きの表情を見せていた。
松本芽依さん(10)は「はげ山に家を建てたらいけないのがよく分かった。微生物が分解できないペットボトルやビンを捨てずに、森林を守っていきたい」と笑顔で話した。
タグ: イベント :: EVENT, 四国, 国内 :: IN JAPAN, 小学校, 愛媛, 森林, 高知