第12次5カ年計画などで環境保全の数値目標を増やした。環境技術で先行する日本にとって中国は有望市場になり得る。
2010年、中国は名目国内総生産(GDP)で日本を抜き、世界第2の経済大国になった。中国のGDP成長率は2009年に8.7%、2010年には10.3%。下のグラフにもあるように、驚異的な速度で成長を遂げてきた。
経済成長に連動して、電力需要も急速に増加。現在の電力総需要は4億kWを超え、2005年から2009年までの電力需要の増加率は年間で3115万kWとなっている。
それとともにCO2排出量も増加した。国際エネルギー機関が2009年9月に発表したデータによれば、中国の2007年のCO2排出量は61億tで、世界の総排出量の21%を占める。米国を抜いて世界一となった。
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