外国資本の森林買収、620ha 林野庁・国交省

 2011/05/16

67057001_20080715104955外国資本による森林買収の実態を林野庁と国土交通省が連携して調査した結果が5月11日に公表された。

 国土利用計画法に基づく届出情報などを参考に都道府県を通じて平成22年1月から12月までの森林買収実態をまとめた。
 この間の買収森林面積は45ha。件数は10件だった。
 北海道がもっとも多く7件、31ha。譲受人は中国(香港)とギリシア。利用目的は別荘、住宅のほか資産保有・販売目的もある。
 その他の事例は山形、長野、神奈川で確認され、英領ヴァージン諸島が居住地の法人の取得もあった。
 平成18年からの外国法人や外国人(いずれも居住地が海外のもの)による森林取得面積は、今回の分と合わせると620ha(40件)となっている。

(2011.05.16) JAcom


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