森林管理、7市町村と連携 紋別

2011.03.24

 【紋別】道は24日、オホーツク管内西部の紋別など7市町村と、森林資源管理に関する協定の調印式を紋別市役所で行った。個人所有林で計画的な伐採と植林が行えるように、連携して実態調査や指導を行う。

 個人所有林は市町村ごとに伐採の指導などをしてきた。しかし、道産カラマツの需要が増えるとともに、伐採後に放置される跡地が広がり、森林荒廃や治水力低下の懸念が強まっていた。道有林管理で実績のある道が市町村と協力することで、効果的な森林管理を目指す。

 調印は武田準一郎オホーツク総合振興局長と、7市町村を代表して宮川良一紋別市長が行った。紋別のほかに協定を締結したのは、遠軽、湧別、滝上、興部、雄武、西興部の各町村。北見市など管内東部は既に協定を結んでいる。(合田紘之)

< 北海道新聞2011.03.24.>

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