長泉町元長窪地区の有志でつくる「桃沢川から愛鷹山を考える会」(下山登会長)がヒノキの間伐材を利用してベンチを製作し、23日、町内の子どもたちがベンチに思い思いの絵を描いた。
ベンチは長さ約1メートル80センチ。直径30センチ程度のヒノキを半分に割り、26台を製作した。
水と緑の杜公園(同町元長窪)に集まった子ども11人が、草花や町の特産物、えとにちなんだウサギなどを色とりどりのペンキを使って描いた。中には、「自然を大切に」とのメッセージを添えて、町内のお気に入りの風景を丁寧に描く子もいた。
完成したベンチは、町役場などの公共施設のほか、学校や公園などにも設置する。
<静岡新聞 2011.01.25.>