祖父母に“ステッキ”な贈り物 間伐材で手作り

201009210851_11724◆「敬老の日」高山の家具メーカーが教室

 敬老の日の20日、高山市松倉町の北欧家具メーカーのキタニで、おじいちゃん、おばあちゃんに贈る木製のステッキを作る教室が行われた。飛騨地域の三世代家族4組が参加、子どもらが心を込めて“世界に一本”しかないステッキ作りに励んだ。

 敬老の日にちなみ、福祉家具展示会の一環として企画。参加者たちは、裏山から間伐材のリョウブを集め、同社木工部の従業員の手ほどきを受け、80センチから1メートルのステッキを1、2本ずつ作った。

 このほか、同社の登り窯でパンを作る教室も行われた。焼き上がり後は、社内のホールでティーパーティーが開かれ、焼き立てパンの試食を楽しんだ。パーティーの席上、子どもが、出来上がったばかりのステッキを贈る場面もあった。

 同社の東庄豪社長は「手作りの良さを実感してもらえたと思う」と話した。
<岐阜新聞WEB(2010.9.21)>


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