ログハウス:間伐材有効利用、一度見に来てね 中津村森林組合が建設 /和歌山

◇お手ごろ価格の「ログハウス」
 間伐材の有効利用を目的に、地元産のヒノキやスギを使ったログ風小型バンガローの販売を、日高川町の中津村森林組合が始めた。組合は購入者に建物をイメージしてもらうため、組合敷地内に見学用モデルハウスを建設し、「手ごろな価格でバンガロー暮らしができます」とPRしている。

 見学用に建てたのは標準タイプ。木造平屋建て約20平方メートル。室内にはシャワー室、トイレ、キッチン、3段ベッド2基を備え、バーベキューなどが楽しめるデッキもある。価格はこのタイプで450万円以下という。

 組合にとって、間伐材の大半を占める直径15センチ以下の有効利用が、かねてから課題だった。ログ風小型バンガローにはこれら間伐材を使用することにしており、本格的なログハウスなどと比べると割安だという。

 また、ハウスの型は他にもあり、価格は変動するものの好みのものを選ぶことが可能だ。注文を受けた組合が地元の大工に発注して建築し、販売する形になる。

 モデルハウスの見学や問い合わせは同組合(0738・54・0701)。【山中尚登】
<毎日jp(2010.8.26)>


タグ: , ,