森林保全に取り組む企業や自治体が集う、高知県主催の第10回協働の森フォーラムが8月27日、高知県高岡郡梼原町梼原の「ゆすはら・夢・未来館」で開かれる。新国立競技場のデザインを手掛ける建築家の隈研吾氏が講演する。参加無料。
高知県の「環境先進企業との協働の森づくり事業」は2006年から始まり、これまでに76の企業・団体から約5億5千万円の協賛金が集まり、森林保全に充てられている。
隈氏は梼原町の総合庁舎や「雲の上のホテル・レストラン」など4施設の建築にも携わっており、当日は「森の力」と題して基調講演する。木質バイオマス事業などで梼原町と連携している矢崎総業(東京都)の矢崎裕彦会長らと尾﨑正直知事の討議もある。
会場ではキムチ作りや紙すき体験なども楽しめる。問い合わせ先は高知県林業環境政策課(088・821・4586)。