鳴門市撫養町の桑島小学校の6年生38人が3日、鳴門町の鳴門公園にウバメガシの苗木を植樹した。
苗木は児童が3年の時に同公園で拾い集めたウバメガシのドングリを発芽させ、校内で育てた。
児童は、園内にある鳴門山の空き地に、高さ25~30センチほどに育った苗木を植え、スコップで丁寧に土をかぶせた。
野口祐翔君(12)は「毎日大事に水をやってきたので、大きく育ってほしい」と話していた。
植樹は、公園を管理する自然公園財団鳴門支部が、園内の植生を回復させる目的で桑島小と連携して行っており、今年で20年目。
【写真説明】ウバメガシの苗木を植える児童=鳴門市鳴門町の鳴門公園