ドローンで林業 (徳島県)

JRT_37031徳島県版の「ドローン特区」に認定された那賀町で1日、林業にドローンを使う実験が行われました。この実験は、山林の木材運び出しの現場で小型無人機「ドローン」が使えるか試そうと、那賀町がおこないました。1日は、木を運び出すためのワイヤーロープを架け渡す前段階で役立つ釣り糸の架け渡しにドローンを使う実験です。香川県の会社が試作した特別製のドローンが、釣り糸を一定の強さで引っ張りながら飛んでいきます。実験の結果、約130メートルの間を2分ほどで往復し、釣り糸を張り渡すことができました。この作業で作業員が山を上り下りする手間が減るということで、関係者は、作業の省力化に役立つドローンの活用に期待を寄せています。那賀町は、ドローンを町おこしに活用しようと今年10月に県版地方創生特区で「ドローン特区」に認定されています。

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