徳島県産材を使ったおもちゃで子どもに遊んでもらうイベント「木育広場」が松茂町の徳島阿波おどり空港であり、大勢の親子連れらでにぎわった。
1階到着ロビーに12平方メートルのスギ材の床が設けられ、子どもたちはヒノキでできた積み木や木馬など、10種類のおもちゃで夢中になって遊んでいた。8カ月の優一郎ちゃんを連れて参加した宇原愛さん(35)=徳島市南矢三町3=は「子どもは木の感触を気に入ったみたい。家の近くにいつでも木のおもちゃで遊べる場所があればいいのに」と話していた。
育児中の母親の交流イベント「ママまつり」に取り組むNPO法人チルドリン徳島が企画し、三好市などの製材業者らでつくる「吉野川(三好)流域林業活性化センター」がおもちゃを提供した。
【写真説明】県産材を使ったおもちゃで遊ぶ子どもたち=徳島阿波おどり空港