日本通運は12月4日、各地の「日通の森」で、秋の森林育成活動を実施したと発表した。
山形県飯豊町、鳥取県日南町、静岡県伊豆の国市の「日通の森」で秋の森林育成活動を実施し、延べ121名が参加した。
山形県飯豊町の「日通の森」での活動は、9月20、21日に実施し、36名が参加した。1日目は、ブナの苗木400本を植樹した。また、森までの遊歩道の下草刈りを行い、2日目は山形県の特産「つや姫」の稲刈りやバター作り、参加者が収穫した里芋を材料に芋煮会を行った。
鳥取県日南町の「日通の森」では、11月8日、9日に30名が参加して活動を行い、クヌギ、サクラ、ケヤキの苗木500本を植樹した。2日目には、古民家での野菜収穫、餅つき、しし汁作りで田舎暮らしを体験した。
1月15日は、静岡県伊豆の国市の「日通の森」で55名が参加。活動の休憩中には、森林組合による間伐作業の実演が行われ、切り倒されたヒノキは厚さ10cm程度に輪切りにされ、参加者にプレゼント。また参加した子供たちは、NPO法人の指導で、木を使ったクリスマス飾りを作成した。
今年の活動は、12月6日の浜離宮での落ち葉集めで終了となる。今後も引き続き森林育成活動など環境保全への取り組みを積極的に行っていくとしている。