第55回県優良木材展示即売会(県木材協同組合連合会など主催)が13日、小松島市金磯町のゲンボク小松島事業所であった。
三好市や那賀、海陽両町などから切り出されたスギ、ヒノキを中心に約600立方メートルが出品。県内各地の製材業者ら約80人が、丸太の前に立った競り人の掛け声が響く中、色つやや曲がり具合を念入りに品定めして目当ての木材を次々と競り落とした。
主催者によると、相次いだ台風の影響で作業路などが傷み、搬出に支障が出た場所もあり、例年より出品量は少なかった。この日の売り上げは約1千万円だった。
優良木材を出品した生産者の表彰もあった。
【写真説明】出品された丸太材をじっくりと品定めする製材業者ら=小松島市金磯町