ロープ使い木登り体験 徳島中央公園、親子30人が参加 【徳島】

200_MZlczVhEロープを使った木登り「ツリーイング」と生き物観察を通して自然に親しむ催しが21日、徳島市の徳島中央公園であり、親子30人が参加した。

ツリーイングは木の枝に掛けたロープを、体に装着したハーネスに固定し、そのロープを伝って木に登る遊び。ツリーイングインストラクターの原田寿賀子さん(38)=上勝町福原=の指導で、高さ15~20メートルのポプラやケヤキの木に登り、木の様子を観察したり、景色を眺めたりした。

公園内にあるヤブツバキやクスノキ、ムクノキなどの生態についても学習。樹木医の話を聞きながら、ヤブツバキに寄生する植物ヒノキバヤドリギや、さまざまな樹木の葉の形の違いを観察した。

父親と参加した沖洲小5年明石蒼良さん(10)は「木の高い所から周りの景色がよく見えた」と話した。

催しはNPO法人・徳島保全生物学研究会が主催。10月19日にも徳島中央公園で開かれる。参加費2500円で要予約。募集の締め切りは10日まで。問い合わせは同会<電090(3988)7430>。

【写真説明】ロープを使った木登り「ツリーイング」を体験する参加者=徳島市の徳島中央公園

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