日本通運は15日、鳥取県日南町の「日通の森」で5日から6日にかけ、10回目となる夏の森林育成活動を実施したと発表した。従業員とその家族ら43人が参加した。
同社は鳥取県日南町の日通の森で、2009年秋から年2回のペースで地元役場、森林組合などの協力・指導を得て間伐や植栽などの活動を実施しており、今回は雨の中、これまで植樹したクヌギ、ヤマザクラ、ケヤキの木を切らないように注意をしながら、下草刈りを行った。
参加した子供達は、柏の木などの樹木を観察したり、飼育されている鹿に野草のえさやりをするなど、地元の自然の中で森林の大切さや生物多性の重要性を学んだ。
夜には日南町に流れる清流、日野川が育んだゲンジボタルとヒメボタルを観賞。二種類の蛍が同時に見られる場所は国内で珍しいという。