地元間伐材の猫砂 いび森林資源活用センター【岐阜】

PK2014061702100154_size0揖斐川町西津汲のいび森林資源活用センターが岐阜市正木の自走型保護猫カフェ「NECO REPUBLIC」とコラボし、地元産スギやヒノキの間伐材を使った猫砂用ペレット「NECO SUNA」の販売を始めた。山間部の豊かな森林資源を生かし、都市部でペット用品として新たな県産材の魅力をPRしていくねらいだ。

「NECO SUNA」はすのこ付きトイレに直径七ミリ、長さ三十ミリ前後の円柱形のペレットを敷き詰めて使用。ヒノキを多めに入れ、防虫、防かび効果がある。ふんはそのまま取ることができ、尿はバラバラの粉になる。同カフェで販売しており、ほぼ一カ月分の三・五リットルあたり六百円(税抜き)。

センターは「純自然な素材で、地産地消になる。大粒なので間違って食べにくいし、脚が汚れにくいので、子猫の時から使ってもらえたら」と話している。

センターはほかにも異業種と連携して成虫専用飼育マット「クワガタのおふとん」を販売したり、精肉店など向けの薫煙材としてヒノキチップを提供したりしている。問い合わせは、センター=電0585(54)2215=へ。

(加藤拓)

中日新聞Web