林業技術を競う「世界伐木チャンピオンシップ」の日本予選、「日本伐木チャンピオンシップin青森」が11日、青森市のモヤヒルズで始まり、全国から集まった20人がチェーンソーを使って技術を競っている。
世界伐木チャンピオンシップは40年以上の伝統を誇る大会。日本からは本県チームが推薦で出場するなどしてきたが、今年から国内予選を開くこととなった。
予選には本県4人のほか岩手県、佐賀県などから20人が出場。ジュニア(24歳未満)とプロフェッショナルの2クラスに分かれ、角度のついた丸太を上下から切って真ん中で切り落とす「丸太合わせ輪切り」や「ソーチェン着脱」「伐倒」など5種目で競い、ジュニアは1人、プロフェッショナルは上位3人が9月にスイスで開催される世界大会に出場する。
【写真説明】11日から始まった日本伐木チャンピオンシップin青森で、丸太合わせ輪切りに挑む先﨑さん