森保全へヒノキ間伐 吉野川市、川島小児童ら体験【徳島】

200_HpM8uc4徳島県吉野川市の川島小学校5年生38人とアサヒビール徳島支社の社員15人が27日、吉野川市川島町桑村でヒノキの間伐を体験した。

参加者は5班に分かれ、7ヘクタールのヒノキ林で作業。阿波麻植森林組合員から伐採方法などを教わりながら、のこぎりで高さ20メートル、直径15センチのヒノキ10本を切り倒した。

伐採したヒノキは輪切りにし、この後訪れた市内の美郷ほたる館で作った「ホタルかご」の土台に使った。

徳島支社は2008年から、売上金の一部を県内の環境保全活動に役立ててもらうプロジェクトを実施。同年から県の「とくしま協働の森づくり」事業にも参画し、毎年、県内の児童らと間伐体験をしている。

【写真説明】ヒノキの伐採に取り組む児童と社員=吉野川市川島町桑村

徳島新聞