気分はまるで縄文人 大分市の里山で収穫祭っ【大分】

200_2013_138758825404大分市のボランティア団体「うーたの会」(神宮司昭夫会長)は市内横尾太田の国史跡横尾貝塚に隣接する里山「うーたの里」で、「縄文の秋の収穫祭」を開いた。

自然体験を通じた子どもの健全育成や地域コミュニティー再生に取り組んでおり、収穫祭は3回目。明治地区の小中学生や保護者ら25人が参加した。

子どもたちはコーヒー豆を詰める麻袋で作った縄文時代の衣装を着て、当時の暮らしを体験。石斧(せきふ)を使って木を切ったり石皿でドングリを製粉する実験に挑戦し、河野響君(12)=大東中1年=は「縄文人の生活は大変だと思っていたけど、楽しかった」。

ドングリの粉で作ったパンやイノシシ肉を使った鍋が振る舞われた後、全員で自然薯(じねんじょ)の種を植えて来年の豊作を願った。

大分合同新聞