100%木造の体育館=【福岡県うきは市】

0131212bo01_t福岡県うきは市で、100%木造の小学校体育館の建設が進んでいる。基幹産業の一つである林業振興を図るとともに、より良い教育環境実現を目指す。木材を活用して学校体育館を建てる場合、鉄筋コンクリートなどを併用することが多く、純木造建築は珍しいという。

建設が進められているのは、市立山春小学校の体育館。床面積約700平方メートル、高さ12.9メートルで、来春完成する予定だ。地元産のスギの無垢材などが使われており、高木典雄市長は「木材の積極利用は循環型社会実現にも役立つ。健康的で温かみもあり人にも優しい」と話す。市は第二弾として、100%木造の市営住宅建設にも乗り出している。

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