森林愛好家らボランティア山林で枝打ち、伐採~上毛町【福岡】

20131201-301030-1-N京築地区の住民らでつくる奉仕団体「ハローグリーンけいちく」(橋口則隆会長、約40人)が11月30日と1日の2日間、上毛町東上地区の個人が所有する山林で、スギやヒノキの枝打ちと伐採のボランティア活動を行った。

約20年前から森林愛好家らで活動を始め、2007年に団体を設立。県からの助成を受け、年に6回、京築地区の森林や里山の保全活動に取り組んでいる。定期的に安全講習会を開いており、これまでに事故はゼロだという。

今回は約20人が参加し、団体のアドバイザーを務める農業三田実さん(77)所有の山林で、スギやヒノキの日当たりを良くして成長を促すために、木にはしごをかけ、枝をノコギリで切り落とした。また、幹が曲がったり、シカの食害で枯れ始めたりした木を、チェーンソーで伐採した。

橋口会長は「荒廃した森林の整備にやりがいを感じ、仲間で楽しみながら活動している。お手伝いできる森林があれば声をかけてほしい」と話している。問い合わせは橋口会長(090・3669・4173)へ。

読売新聞