第54回徳島県優良木材展示即売会(県木材協同組合連合会など主催)が14日、小松島市金磯町のゲンボク小松島営業所であった。三好市や那賀、美波、海陽各町などからスギ、ヒノキ中心に約1200立方メートルが出品され、次々と競り落とされた。
徳島県内や高知、兵庫両県の製材業者ら約100人が参加。中には樹齢150年を超えるケヤキやスギも出され、丸太の前に立った競り人の掛け声が響く中、買い手は節の少なさや色艶などを確かめながら目当ての木を品定めしていた。
ゲンボクによると、夏場の猛暑で伐採が少なかったことなどから、出品は例年より1割ほど少なめだったが、品質は良いという。この日の売上額は約2千万円。
このほか、優良木材を出品した生産者の表彰もあった。
【写真説明】木材を競り落とす参加者=小松島市のゲンボク小松島営業所