外遊びが減っている今の子どもたちに自然への興味を持ってもらおうと、徳島県海部郡牟岐町立図書館は27日、同館で工作イベント「木の実を使って遊ぼう」を開いた。
小学生ら20人が参加。用意されたドングリやクヌギ、松ぼっくりなどの木の実に流木、貝がら、毛糸などを組み合わせ、動物の置物や壁掛けを作った。食欲の秋にちなんでケーキのモンブランをデザインする子もいた。
子どもたちは自然の素材を前に創造力をかき立てられた様子で、工作を満喫。三つの作品を仕上げた櫨山晴菜さん(8)=牟岐小3年=は「木の実をどう変身させようか考えるだけで楽しかった」と喜んでいた。
【写真説明】木の実を使って子どもたちが創作したオブジェ=牟岐町立図書館