鹿児島に季節の移ろいを告げる「秋の木市」が15日、鹿児島市の甲突川左岸緑地帯で始まった。37店舗の店先に約千種、10万本の花や植木、野菜の苗などが並び、多くの木市ファンでにぎわった。11月15日まで。
主催する鹿児島市木市振興会によると、柿やミカンなど実をつける植木やクリスマスを彩るポインセチア、野菜ではキャベツやブロッコリーが人気。「鹿児島の秋が一堂に集まる場所。癒やしを求めて足を運んでもらいたい」と同振興会の福留実会長(63)。夫婦で家庭菜園用の苗を買い求めた薩摩川内市上甑町の無職森尾康彦さん(69)は「色が濃く、寒さに強い品種のサラダ菜を買った」と笑顔。
営業時間は午前10時~午後5時。期間中は園芸講習会や抽選会などイベントもある。
373news.com (南日本新聞社)