第6回いわての森林(もり)の感謝祭(県など主催)は23日、岩手県滝沢村の市制移行100日前を記念し、同村滝沢の村有林などで開かれた。参加者は植樹体験などを通して森を育てる大切さを学んだ。
滝沢村の小学生や中学生のほか、沿岸部など県内から約700人が参加。爽やかな秋空の下、600本のサクラの苗木を約2ヘクタールの村有林に植樹した。同村のシンボルの木ベニヤマザクラなど3種類のサクラを植えた。
植樹体験に参加した柳沢小1年の児童は「苗木は重かったけどいろんなサクラを植えられて楽しかった。元気に育ってほしい」と望んだ。
滝沢村は来年1月1日に滝沢市に移行する。柳村典秀村長は「将来は市民の憩いの場やサクラの名所にしていきたい」と期待する。
【写真=大きく育つよう願いながらサクラの苗木を植える児童、生徒ら=23日午前11時17分、滝沢村滝沢】
(2013/09/24)