命を守る防災の森を広げようと、小豆島町の内海ダムで16日、「寒霞渓いのちの森づくり植樹祭」(実行委主催、県、同町、公益社団法人・国土緑化推進機構、毎日新聞社共催)が開かれた。台風一過の晴天のもと、小学生155人をはじめ県内外から総勢約400人が参加し、ダムサイト下部の斜面約1000平方メートルに、近くの小学校3校の児童が育てたコナラの苗木など広葉樹約4600本を植えた。
植樹祭は、災害に強く動植物の生態系を守る防災環境保全林づくりを呼びかける宮脇昭・横浜国立大名誉教授の指導を受け、毎日新聞社が全国約10カ所で展開している今年度の植樹キャンペーン(林野庁後援)の一環として実施された。【山本悟】