四国銀:森林救援隊に協賛金 間伐、植樹参加者用の地域通貨に充てる /高知

四国銀行(青木章泰頭取)は24日、高知市南はりまや町1の本店でボランティア団体「こうち森林救援隊」に森林保全活動の活性化を願い、協賛金を贈った。四銀は3年前から、自治体と企業が協力して森林整備を進める協定に参加。昨年からは、同隊とも協力して間伐作業を行っている。

 同隊は、旧鏡・土佐山両村(現・高知市)の森林で間伐や植樹を毎月1回実施。活動参加者には、いの町の約30店舗で利用できる「モリ券」と呼ばれる地域通貨を1枚(1000円分)配っている。今回の協賛金は主に同券に充てられるという。

 青木頭取は「森を守る活動を多くの人に知ってもらいたい」とあいさつ。「モリ券で盛りだくさんの活動、そして盛り上がりを」と笑いを誘った。

 同隊の田鍋俊六隊長は「活動の励みになる。ありがたい」とお礼を述べ、間伐で伐採した木の椅子などを四銀にプレゼント。青木頭取たちは「座り心地がよさそう」と笑顔で受け取った。【倉沢仁志】



毎日新聞 2010年6月26日 地方版より抜粋


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