森林のCO2の吸収量 再調査

森林のCO2の吸収量 再調査

(2013年07月05日 17時07分)

3121おととしからCO2・二酸化炭素の排出権取り引きに乗り出した富山県富山市。

富山市内の森林が吸収するCO2の量を『排出権』として企業などに販売しているわけですが、事業開始から2年たち、5日環境省に登録された第三者機関の団体が市内の森林のCO2吸収量の再調査に入りました。

5日は、第三者機関の団体の職員が富山市の職員に案内されて八尾町の山間部に入り、調査地点にあるスギの高さや幹の太さ、樹齢などを調べました。

富山市は2011年3月に排出権を販売する事業を立ち上げ、このときの調査で市内の森林のCO2吸収量は排出権224トン分に相当するとの結果が出ていました。

5日の調査は、この2年間で森林の吸収量に変化がないかなどを調べるもので、前回とは調査地点を変えて実施されています。

調査の結果は第三者機関の団体と富山市がそれぞれ報告書にまとめ、今月中に環境省に提出し、排出権を算定します。

チューリップテレビ


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