アサヒビール、社有林「アサヒの森」の間伐材で作る新しいオリジナルグッズを販売

2013.05.09

logso

アサヒビールは、広島県庄原市と三次市にまたがって保有する社有林「アサヒの森」で産出される間伐材で作る新しいオリジナルグッズ6アイテムを企画・開発した。アサヒビールの全国8工場(北海道、福島、茨城、神奈川、名古屋、吹田、四国、博多)とグループのアサヒ飲料明石工場(兵庫県明石市)で5月10日から販売する。
 間伐材や地域材の利用促進を狙いに広島県の企業2社が設立した有限責任事業組合「森から杜へ」と共同で企画した。間伐材の伐採、製材、加工、製品化までの全工程を同県内で行う。「ウッドトレーラー」「カードケース」「缶型ペンスタンド」「森の子パズル」「バードコールストラップ」「アベマキどんぐりマグネット」の6種となる。
 アサヒビールは2009年11月からアサヒの森で伐採した間伐材を使ったグッズ4アイテムを販売していて、今回投入する商品を加えて10アイテムに拡大。オリジナルグッズを通して、森林を健全に育てるために間伐が必要な取り組みであることを訴え、理解を深めてもらうとともに、環境保全について考えるきっかけになることを期待している。
 アサヒの森から産出される間伐材は、主に建築材に使用されるほか、グループが運営する外食店の割り箸や、看板、絵馬など飲食店向けの販売促進物の材料に活用している。アサヒビールはアサヒの森を1941年から保有し、健全な森林の維持と持続可能な森林経営を推進。総面積は、東京都の中央区と千代田区を合わせたほどの2165haに及ぶ。【アサヒビール(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF


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