2013年5月14日
耶馬渓ダムがある中津市と給水を受けている北九州市などでつくる「耶馬の森林育成協議会」(会長=新貝正勝・中津市長)が、緑化推進運動功労者総理大臣表彰を受けた。九州では唯一の受賞。
協議会は、耶馬渓ダムの完成に伴い、ダムの恩恵を受けている北九州市、豊前市、吉富町など9市町が、森林と水に感謝するために結成された。
中津市林政課によると、毎年秋、ダム湖畔に各市町の住民らが集まり、モミジやヤマザクラの苗を植樹している。これまでに、計約2ヘクタールに約5000本を植えたという。
内閣府や農林水産省などで構成する緑化推進連絡会議は「『流域はひとつ』を合言葉に、県境を越えて交流を深め、活動を続けている」と評価している。
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