2013/02/26
穂の国の森から始まる家づくりの会(代表=伊藤正幸イトコー社長)は25日、豊川市御津南部小学校で、奥三河産のスギの間伐材を教室の壁に貼る「教室の空気はビタミン材運動」を行った。卒業を控えた6年生約100人が在校生のためにと、一生懸命に金づちを振るった=写真。
市内の建築業者など約100人でつくる同会は、木材に触れることによって自然の魅力を感じてもらおうと、10年ほど前に活動を始めた。
これまで市内を中心に約20の小中高校にスギ板を提供した。活動が評価され2年前から、あいちモリコロ基金(愛・地球博開催地域社会貢献活動基金)の助成を受けている
児童らは20人ほどのグループに分かれ、校内17カ所の壁に、掲示板としてスギ板を張った。慣れない手つきで金づちを振るい、一心にクギを打ちつけた。「まっすぐに打つのが難しい」、「いいにおいがする」などと笑い合っていた。
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