「本立てできた」越前市間伐材で木工教室

2013年2月10日

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池田町の杉の間伐材を使って木工体験をする教室が9日、越前市内のショッピングセンターで開かれ、多くの親子連れが参加した。

 県丹南農林総合事務所が、2009年から不定期で開いており、今年で4回目。参加者は、くぎを打ち込みやすいよう板にキリで穴を開け、金づちを使って本立て(幅26センチ、高さ13センチ、奥行き12センチ)の形に組んだ後、カラーペンで絵を描いたり、マツボックリを付けたりして仕上げた。

 同事務所によると、県内では年々、林業や木材加工業に携わる人が減って、山林が荒れる傾向にあるという。担当者は「間伐材を活用して業者を助けることが、森を守ることにつながる」としている。

読売新聞


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