2013/1/24
美馬市脇町の江原中学校の1年生61人が、総合学習の授業の一環で間伐体験したヒノキなどの木材を使い、子どものおもちゃ作りに取り組んでいる。2月上旬、校区内の江原北、清水両幼稚園と江原認定こども園を訪れ、園児らに手渡す。
制作しているのはドミノや積み木。地元の製材業者に板状に加工してもらった木材を電動のこぎりで切断し、表面を紙ヤスリで磨いたりペンキで彩色したりしている。ドミノ約2000個、積み木約5600個を作る。
江原中では本年度、同市脇町西俣名の市有林に整備された学校林を活用し、間伐体験や林業者との意見交換などを実施。森林の役割や大切さを学んだ。伐採した間伐材を利用して地域貢献できないかと考え、木の温かさに触れてもらえるおもちゃ作りを計画した。
三好葉月さん(13)は「園児がけがをしないよう積み木の角を紙ヤスリで削るなど工夫を凝らした。一生懸命作ったのでいっぱい遊んでほしい」と話した。
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