豪雨で倒れた木を使ったベンチ、森林組合が寄贈/伊勢原

2013年2月6日
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昨夏の集中豪雨で倒れた木を使ってベンチを作り、市民の憩いの場として活用してもらおうと、伊勢原市三ノ宮地区の山林所有者らが5日、市教育委員会にベンチ3基を寄贈した。

 寄贈したのは、三ノ宮生産森林10+ 件組合(大貫英敏組合長理事)。昨年7月の集中豪雨で倒れたり、折れたりした樹齢45年以上とみられるスギ5本を使って、組合メンバーが昨年12月から製作していた。

 自然の姿をできるだけ残そうと木の面皮や木目が強調されたベンチは、それぞれ長さ約1・8メートル。市役所に隣接する市立図書館前の緑道に設置された。

 大貫組合長は「倒木を活用できてよかった。市民の皆さんに木のぬくもりを感じてもらい、自然の魅力を知ってほしい」と話していた。

カナロコ


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