間伐材が陽気な楽器に変身!子どもたちに“木に触れる”機会を提供する「手づくりカホンプロジェクト」

untitled2012/12/19

 

「自分の楽器を自分でつくれたらいいなぁ」と思ったことはありませんか?

用意するのは、6枚の木板。一つの面には丸い穴を空け、その反対側の面にはスナッピー(響き線)を取り付ける。そして、全ての面をネジでとめる。それだけ?そう、それだけで、世界にひとつ、自分だけの楽器の出来上がりです。

この四角い楽器は「カホン」と言って、ペルーの民族楽器。軽いので簡単に持ち運びでき、電源いらずでドラムセットのような音が出せるので、ストリートミュージシャンの間で愛されてきました。町中でカホンを持っている人同士が出会えば、いつでもどこでもセッションができるというわけです。

手づくりカホンプロジェクト実行委員会」は、このエコで楽しい楽器・カホンをつくるワークショップを通して、日本の林業を応援し、子どもたちに木のぬくもりを伝えている団体です。工具を使って組み立て、側面に絵を描き、最後はみんなで演奏。5,000円〜6,000円という価格で自分の楽器を持つことができ、製作工程を通して“ものづくり”、“アート”、“音楽”を一度に楽しめると人気です。

2009年から現在までに開いたワークショップの回数はもう少しで100回!メンバーは木材と工具を持って、全国各地を飛び回っています。

green.jp


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