:2012-11-5
茅野市神之原の住民有志でつくる諏訪大社上社御柱用材伐採奉仕会(原洋司会長)は4日、同市美濃戸口付近の神之原財産区区有林で秋季伐採練習会を行った。30~40代の若手を中心に約50人が参加。ベテラン会員の指導で安全に作業を行うための道具の扱い方や伐採技術の習得に務めた。
伐採練習会は毎年春と秋の2回実施している。前回の御柱祭終了後の11月から次回に向けた活動が始まった。
この日は傾きのあるカラマツを使い、伐倒方向へ誘引するワイヤロープの設置をメーンに行った。ワイヤがセットできたところで、倒す方向の根元に斧で受け口を切り、反対側に大鋸で追い口を入れた。
「鋸は長く引く感じで」「斧を振り上げるときは手の中を滑らせるように」「追い口は水平に」などのアドバイスの中、参加者は交代で真剣に取り組んでいた。玉切りにした伐採木を生えている木に固定し、斧遣いの集中練習も行った。
原会長は「技術の習得はもちろん地域の団結を深めるとてもいいこと」と話していた。
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