森林鉄道遺産ツアー企画 滝上

2012/10/13

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【滝上】町民有志が歴史を調べて発掘してきた町内の森林鉄道遺産をめぐる札幌発着のバスツアーを、町観光協会が初めて企画した。ツアーは11月に開催予定で、これに先立ち10月14日、町民が札幌でPRイベントを開き、森林鉄道の魅力を発信する。

滝上の林業を支えた森林鉄道は、1936年に濁川―本流15線(2区)間の約10キロが開通。最盛期には総延長64キロまで伸びたが、59年に廃線となった。その後、注目される機会は少なかったが、昨年から町民サークル「滝上の森林20+ 件鉄道を調べる会」が文献を調べたり、現存する軌道跡を見つけたりして、往年の姿を掘り起こしてきた。

北海道新聞


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