2012年10月2日
高野町と橋本市、九度山町の各森林組合が合併して「森林組合こうや」が1日、発足し、高野町高野山の町林業センターで組合員ら約50人が出席して設立記念式典が開かれた。
高野町森林組合には間伐材を搬出する作業員が10人おり、1人もいない橋本市と九度山町の両組合を支えようと合併が決まった。
正組合員は約2100人で、管理する森林は約1万4600ヘクタールと県内では5番目の面積となる。今後は、小さな山を「団地」としてグループ化し、間伐材を効率的に搬出するほか、山の図面や、樹木の種類、樹齢などを記した資料のデータベース化などに取り組む。
式典では、高野町森林組合長から就任した松山修三・森林組合こうや組合長が「地域の林業振興に貢献できるように一致団結したい」とあいさつ。事務所が置かれた同センターの玄関で、新しい組合の看板の除幕式を行った。
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