森林の大切さ知って…小学校に「もりのきしょうぎ」

2012年7月12日 

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福岡県添田町で木材会社を営んでいる荒木光子さん(65)が、田川市教委を訪れ、自社が製造する将棋「もりのきしょうぎ」20セットを寄贈した。市内の全9小学校などで活用する。

 製材工場が6月、田川市に移転した縁で、木材に触れて環境学習に役立ててもらおうと贈った。「もりのきしょうぎ」は、将棋のルールを簡略化して考案された「どうぶつしょうぎ」を嘉麻市岩崎の永光祐子さん(60)がアレンジ。知人の荒木さんの会社が地元の間伐材を使って製造している。

 贈呈式には荒木さんら2人が出席。12マス(縦4、横3)の将棋盤と八つのコマを披露して尾垣有三・市教育長に手渡した。荒木さんは「森林の大切さなどを知ってもらうために使ってください」と話していた。

読売新聞


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