「マイタウン岐阜」によると、岐阜県の揖斐郡(揖斐川、池田、大野の3町)は間伐材を燃料として使用する取り組みが来年度始まるそうです。
県によると、揖斐郡では95%の間伐材が放置されている。県全体でも85%が切り捨てられたままだという。「野ざらし状態」の間伐材をエネルギーに利用したいと考えた森林組合が、木材運搬のノウハウなどを持つ建設会社とタッグを組むことにした。
力を入れるのは、「木質バイオマス燃料」の製造だ。間伐材をチップ状に加工し、灯油などに代わる燃料として使う。木を燃やして出るCO2は成育中に木が 吸収したもので、大気中のCO2は増えないとされる。協同組合は「CO2削減に有効」という売り込みで県内外の企業に販売する予定だ。
加工工場は、下水の汚泥や枯れ草などをエネルギーにする「バイオマスタウン構想」を打ち出している揖斐川町を中心に建設する計画で、年間1万8千立方メートルの間伐材を活用したいという。
既に放置されている間伐材を使用するとのことで、森に道を作り運び出すこの計画、うまくいくといいですね。
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