2012年5月14日
細野環境相は13日、奥州市衣川区の黒滝温泉を訪れ、市が運営するバイオマス発電施設を視察した。施設は、間伐材から作った木質チップを使って温泉施設の電気を発電している。
市職員が発電システムや稼働実績などについて説明した。細野環境相は新エネルギーを推進するため、「フィードイン・タリフ」(固定価格買い取り制度)について言及、「既存施設や公費で作られた施設が対象にならないのは課題だ。電力会社や経済産業省とも議論したい」と話した。その後、細野環境相は同市衣川総合支所で小沢昌記・同市長と会談。小沢市長は除染実施計画の早期承認と国庫補助手続きの簡素化など5項目の要望書を手渡した。
読売新聞
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