【飛躍カンパニー】フロンティアジャパン 間伐材活用グッズ

2012.5.17
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密集した森林を間引く作業から発生する「間伐材」を有効活用し企業向けノベルティーグッズ(贈呈品)を製作・販売する。そんな事業を手がけるフロンティアジャパン(東京都江東区)が、東日本大震災に伴う被災地の宮城県南三陸町に工場を設立した。東北の間伐材や被災住民の腕を生かしたグッズ作りを進め、経済復興を後押しする。
設立したのは「フロンティアジャパン南三陸工場」。廃校になった中学校校舎の一部スペースを活用し、グッズ製作に必要な生産機能を集積した。グッズ作りは、木材の調達から始まる。主な材料が、岩手や宮城県の森林組合から仕入れる「杉の間伐材」だ。併せて津波の被害を受けた「杉材」も意欲的に利用している。

産経ビズ


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