九重町の町有林で事故防止の間伐講習会

2012年04月11日
間伐後半年経過した人工林(桧)
間伐の知識を深め、事故を未然に防ぐ「間伐講習会」が九重町町田の町有林であった。玖珠九重地域林業振興協議会(会長・坂本和昭九重町長)と玖珠郡森林組合作業員互助会(小野重夫会長)の主催。玖珠郡内の林業関係者ら約70人が参加。坂本会長のあいさつの後、間伐をする木の選び方などの講習があった。
間伐中の労災事故の中で一番多い「かかり木」を防ぐための講習もあり、参加者は実際にチェーンソーを持って作業。倒した木が隣接する木に引っ掛からないようにする方法や、引っ掛かった場合の対処法を学んだ。
倒木や枝切り、集積などが1台でできるハーベスタという重機の講習などもあった。

大分合同新聞