まき割り体験で汗 飯田の松尾小

 2011年12月5日

間伐材を利用したまき割り体験教室が4日、飯田市松尾小学校であり、同校児童や保護者ら50人がまき割り作業に汗を流した。
 市内のまきストーブ利用者が間伐材を活用することで、木材の有効利用と山林環境の整備を目指す同市の環境事業「薪人(まきびと)」の一環として初めて企画。使用した間伐材は、同事業に参加するまきストーブ利用者が、同市松川入財産区の山林で調達した。
 児童は、市林務課職員らのアドバイスを受けながら、直径20センチ、長さ40センチの丸太におのを振り下ろし、まきストーブで燃やせる大きさにそろえた。
 6年生の熊谷慎祐君(12)は「割るのにコツが必要で難しいけれど、すぱっと割れたときの感触は気持ちいい」と笑顔で話した。
 作ったまきは校内に保管。来年3月、まきストーブ利用者に販売する。 (木下直哉)

中日新聞


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