2011.11.15.下野新聞SOON
【足利】県の「エコ・チャレンジ・スクール支援事業」の一環として県南環境森林事務所は10日、マイ箸作り講座を毛野小で開いた。
体験学習や講話を通して、小学生の環境に関する意識を育むことが狙い。箸作りは5年生104人が挑戦し、同事務所職員やボランティアスタッフなど7人が指導に当たった。
材料は県産ヒノキの間伐材を使用。作り方の説明を受けた後、子どもたちは数人のグループに分かれて作業を行った。堅い木材に悪戦苦闘しながらも、自分の手になじむよう慎重に角を削ったり、2種類のやすりで表面を磨いたりして仕上げていった。
電熱ペンで文字を焼き付け、エゴマ油で塗装し乾燥させると箸は完成。田崎慎之君(11)は「木材を同じ形に削る作業が難しかった。きれいにできてうれしいです」と話した。
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