2011年08月19日
林業や木材産業を志す全国の若手が集う「若手林業ビジネスサミット」が9月17~19日、本山町など嶺北地域を会場に開かれる。同町の合同会社ばうむで活動する高知大院生・井上将太さん(23)らが初めて企画。若者から林業の新たなうねりを発信しようと、参加者を募っている。
井上さんが、京大院生で「林業女子会@京都」の岩井有加さんと知り合ったのがきっかけ。全国で林業を志す若者が少しずつ増えているため、全国規模での若手交流会を計画した。
初日は岡山県西粟倉村で林業支援をしている株式会社「トビムシ」(東京都)の古川大輔さんらが活動内容を発表。2日目は嶺北地域で活躍する林業家や製材業者、シイタケ生産者の取り組みを見学する。最終日は参加者全員で自由に話し合い、新たな林業のプランを考える。
森林整備を手がける株式会社「東京チェンソーズ」のメンバー、京都、北海道、奈良などからも申し込みがあり、既に20人の参加が決まった。井上さんは「志ある若手が集まることで何かが生まれてくれば。嶺北から各地に飛び火させたい」と毎年各県持ち回りでの開催を目指す。
参加費は2万円。定員40人で締め切りは9月5日。問い合わせは(wakate.ringyo@gmail.com)へ。(前田智)
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