今年4月、和歌山県新宮市で世界遺産の森林が無断で伐採された問題で、文化庁は全国自治体に対し再発防止のため文化財の周知を徹底するよう通知文を出しました。
この問題は今年4月、和歌山県新宮市の熊野速玉大社が所有する世界遺産の森林が無断で伐採されたものです。
その背景には付近の住民らが成長した森林で日があたらず不便だとして、世界遺産とは知らずに地元の森林組合に伐採を依頼した経緯がありました。
このため世界遺産を管理する文化庁は、全国の自治体に対し近隣住民に文化財を周知させるよう通知文を出しました。
「あらためてしっかりとした十分な連携を今後とっていかなければならない」(新宮市 田岡実千年市長)
市は今後、関係機関に文化財のマップを配布するなどして、再発防止に努めたいとしています。
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